うつわとともに。祥見知生のブログです。

ふと目が合えば 話しかけてくれる・・

こんにちは。 文章の出だしは、「もう気がつくと・・」というのが多いのです。 でも、いつも、これは本音のことばです。 つい先日おせちを食べて初詣に行ったと思っていたのに、 もう1月も半ばを過ぎて、月の終わりが間近に迫ってくるのを感じています。 ona…

うつわに浸る。

こんにちは。 早くも8月ですね。 お向かいのくろぬまさんでは、 毎年おなじみの花火の暖簾が風になびいています。夏の風物詩です。 この時期の鎌倉というと、海が真っ先にイメージされますが、 緑に包まれる夏山の鎌倉もおすすめです。 紅葉で有名な瑞泉寺の…

見つめ、見つめられる、壺を。

何をしていても、心のなかで、いつ何が起こるのかわからない時代に生きていることを実感いたします。 こんなとき、小さな人間の、無力さを感じずにはいられません。 わたしたちの祖先も、いつもこのことに怯え、憂い、悲しみ、一方で些細な日常のなかに喜び…

尾形アツシさんの焼きもの

昨夜、熊本で大きな地震がおきました。 震度7の文字に目を疑いました。 驚愕し、津波がないことがニュースに流れて安堵するも 現地では震度6級の巨大な余震が続く夜となりました。 被害に遭われた皆様に慎んでお見舞いを申し上げます。 本当は昨日書こうと思…

定番について考えたこと

こんにちは。3月も半ばですね。鎌倉は鶴岡八幡宮の参道の段葛の囲いもようやくとれて、景観が戻ってきました。まだ寒さに震えるような日もありますが、確実に春はやってきていますね。 さて、久しぶりの日記では、さいきん、 定番という言葉を聞くことが多く…

FUROSHIKI  初めて、新潟で器の展覧会を行います。

FUROSHIKI という器の会を昨年から始めました。 奇妙なネーミングと自分でも思いますが、 風呂敷、とても好きなので、よく使っています。 包み、そして運ぶ。自在に。 旅先の荷物のなかには、いつも風呂敷があり、衣服を包みます。 この包むという行為がゆっ…

毎日使うものだから、誠実なものを。  

阿南維也さんの鎬白磁皿は一目見て精巧さに唸った仕事でした。眺めているうちに清々しい気持ちになって使ってみたくなったのです。道具で均等に線の文様をつけていく鎬(しのぎ)は器に線を刻む線刻の技法。大分県で作陶している阿南さんの器にはどれも実直な…

大貫妙子さんと「食べる」テーマに

もう20年以上も前のこと、ライターという仕事をしていました。 さまざまな人のもとへ訪ね、話を聴いて、文章を書く仕事です。訪ねていくのはいわゆる文化人と呼ばれる方々で、いま思い出しましても、荒俣宏さん、蜷川幸雄さん、吉本隆明さんなどに平気で会い…

空のように

澄み切った空はいつ見ても、心がしゃんとするものですね。 今週、強風が吹き荒れた嵐の日の翌日には、風神が世に滞ったものを一掃し、流し、連れ去り、隅々まで、空気を入れ替えてくれました。 天高く、澄み切った空は、晴れやかな気持ちにさせてくれます。 …

シーサー君の笑顔・・

みなさま こんばんは。 萬理さんロスの祥見知生です。 一年の最初の展覧会は吉岡萬理展。 奈良で作陶されている吉岡萬理さんは、ちまたでは、フウテンのばんりさんとの異名もある(ご自分でそう言ってみたいです)旅する陶芸家です。 御自分の車で西へ東へ。 …

“希望”ってなんでしょう ?

こんにちは。鎌倉は青い空が広がっています。 1月4日 今年の仕事始めの方も多いことと思います。 ただいま、東京・代官山蔦屋書店にて、高知で作陶する小野哲平さんの初めての作品集『TEPPEI ONO』の刊行を記念して、「小野哲平作品展」を行っています。作品…

 小さな言葉

8月、最後の一日となりました。 鎌倉は朝から、かんかんかん・・・と甲高い音が聴こえてくるような、照り返しのある暑い日でしたけれど、 夕刻ともなると、海からふいてくる風が涼を運んできて、「夏の終わり」を感じさせてくれるのです。 さまざまな想いを…

 皆さまにありがとう。

こんばんわ。7月も最終日。もうあと数時間で、7月最後の日が終わります。日本列島がすっぽり亜熱帯になったように、連日 猛暑が続きますね。皆さま 体調を崩されてはいませんか。 日記を書こう書こうと思いながら、今日になってしまいました。7月の濃厚な…

 鎌倉芸術館「村田森展」を終えて 「やきものの一本道」

少し前のことです。 村田森さんの携帯に電話をかけたら 「いま、高速道路走っています。関空です。いまから韓国へ行ってきます」という声が返ってきたことがありました。彼はたぶん運転中で「土砂降りで、前は何も見えません」と。特徴のある少し低めの声で…

『村田森展』によせての言葉

「7月7日はいざ鎌倉へ」。 この合言葉とともに、皆さんに、この展覧会にぜひ足を運んでいただきたいと願ってきました。 村田森展 鎌倉芸術館。 2012年7月7日〜7月9日までの3日間だけの展覧会です。 この展覧会をともに作りあげて欲しい・・・と願ってきまし…

高知県立美術館主催 『TABERU 日々のうつわ 手に包まれる食の道具』 が初日を迎えました。

今日は7月2日。時刻は正午となるところです。昨夜、最終便で高知から戻ってきました。鎌倉でふだんの朝を迎えています。昨日、7月1日。高知県立美術館主催 『TABERU 日々のうつわ 手に包まれる食の道具』 が初日を迎えました。春以降、ずっと、取…

  『TABERU』 『村田森展』 

おはようございます。現在、時刻は、2012年6月16日 午前5時48分です。前の更新から随分時間が経ってしまいました。どうも、これは、「手」がいけませんね。ほかの方はどうされているのかわかりませんが、わたしはこの日記も、「ツイッター」も、す…

 人生を朗らかにさせる器。春のどんふり展

こんばんわ。ゴールデンウイークの最中ですね。皆さま、どんなふうにお過ごしですか。ゴールデンウイークという言葉、こうして真面目に書いてみますと、なかなかどうして意味ありげですね。いままで無神経に使いすぎていたような気がいたします。「商いびと…

 尾形アツシ 陶展によせて

こんばんわ。今日は、全国的にあたたかな陽気となったようですね。この季節は、家主に忘れられて転がっていた植木鉢から、 若々しい芽がひょっこりと顔を出し、陽射しにむかって、 ぐんと、伸びてきているのを見かけます。そういう植物の、ふいにあられた力…

 吉田直嗣 白と黒の器展 

こんばんわ。日本の各地で桜の便りが聞かれます。鎌倉でも八幡宮に続く参道の桜が満開となり、多くの観光客の皆さんで賑わっています。わたしはいつも鎌倉山を通り、NEARへ向かうのですが、毎年この季節になると、桜のトンネルのした、車を走らせて、しばし…

 カーネーションと、日常と、めし碗展。

こんにちは。鎌倉は曇り空です。朝はここのところ「カーネーション」を観ています。朝の連続ドラマで、このクオリティ、毎朝、文字通り「唸って」過ごしてきました。その「カーネーション」が明日が終わります。毎回、最終回はどんなふうに終わるのだろうな…

 器が好き、という気持を見つめ、育てること。

こんばんわ。時刻は午前4時。少し仮眠をして、いま、目を覚ましたところです。このところ、一日の休む間もなく、動きまわっていると、少し、「ことん」と音を立てるくらいに、 自分のこころと身体を休ませる必要があるのかもしれないと思います。身体とここ…

 チェンジ。 吉田直嗣展によせて

こんばんわ。NEARで開催中の吉田直嗣さんの「LIFE展」。初日はよいお天気に恵まれたものの、土曜日の今日は 鎌倉は朝から強い雨の降る一日となりました。大雨の一日、覚悟を決めておりましたが、終わってみると、一度ものんびりできる時間きないほど、訪れる…

 器はやっぱり素晴らしい

関東地方は、今夜、大きな揺れを感じる地震がありました。ちょうど夕食を終えて、くつろいでいる時間帯です。 千葉や茨城で震度5を記録した大きな揺れ、鎌倉では、天井から吊られた照明器具が大きく長く揺れました。地震の多いこの日本で、原発がまだ止めら…

 居心地のよい世界、立ち寄る場所。

深夜 もうすぐ3時となります。村木雄児さんのそば猪口で白湯を飲んで身体をあたためて いざ 眠ろうかとしたのですが、言葉で出てくるような気がしたので ちょっと、ここに「立ち寄って」みました。「立ち寄る」という言葉も、いま、出てきた言葉です。なかな…

 記憶のなかで発酵する

おはようございます。曇り空の鎌倉です。ここのところ、すっきりと晴れる日が少ないですね。寒さと暖かさをくり返して、こうして毎年、春はやってくるのでしょう。3月1日の細野晴臣さん鎌倉ライブの余韻のまま、onariNEARで始まった「小野哲平+勝見淳平展」…

幸せの、うつわ沼

おはようございます。鎌倉は晴天です。このところ、寒さがいちだんと応えますね。風邪をひかれている方も多いようです。どうぞ気をつけてください。私はどういうわけか、めったに体調を崩すことがありませんが、 多くの皆さんに「身体だけは大事にしてくださ…

 もうすぐやってくる。 A Happy NEW ・・・

こんばんわ。10th anniversary の二つ折りのチラシを見ています。小さく「器とともに。」と言葉を添えました。 お年賀をいただいた皆さんには これから 発送をいたしますね。しばらく時間はかかるかもしれませんが、少し気長にお待ちいただけれ…

 心を映す、器と。

あちこちにノートを置いて、書きとめるクセがなかなか治らないのは、いつもいつも、器のことを考えているせいかもしれないと思うことがあります。考え事というのは、ただ漠然と、「今日は何を食べようか」というのんびりしたことから、仕上げなくてはならな…

「日々」の始まりに。

新年明けましておめでとうございます。お正月を、ゆっくりと鎌倉で、過ごしています。元旦は、頭を真っ白にして、あえて何も考えずにおりました。そして一夜明けて、この静かな時間に、 ふだん頭のなかで ぐるぐると考えていることを、言葉にしてみました。1…