TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生


この週末、松山と高知へ行ってきました。

松山は小野セツローさんを訪ねました。

セツローさんとは昨年の11月以来の再会です。

「やぁ、いらっしゃい」笑顔で迎えてくれたセツローさんは顔色もよく、とってもお元気なご様子。


4月に行なう京都の恵文社・ギャラリーアンフェールでの「セツローさんのスケッチ展」についての打ち合わせを、桜餅と美味しいお茶をいただきながら行いました。

今回の展覧会では、器や玩具、文房具、コーヒーにまつわる道具など、日常のなにげないものたちを描いたスケッチが中心。セツローさんならではのまなざしが感じられ、そこだけ時間が止まったような優しい空気が流れる空間になると思います。

額装は『心地のよい道具と暮らしたい』(主婦と生活社刊)でセツローさんとの仲良しぶりが紹介されて高知在住の高橋康恵さん。
翌日は高知で、高橋さんと額についての打ち合わせを行ないました。
とっても可愛らしい高橋さん、抜群のセンスでセツローさんの画のよさを引き出す、味わいのある木を使った額を作っています。

恵文社一乗寺店は、本好きな方なら誰でも何度でも訪ねてみたくなるような本屋さん。
大好きな本屋さんです。
詩やデザイン、写真、芸術関係の本を選ぶ目が素晴らしく、何時間でもそこにいたいと感じられます。

本のスペースの一番奥に、古くて太い梁をそのまま生かしたクラシカルな空間があります。そこがギャラリーアンフェール。作品と訪れた方がゆっくりおしゃべりを楽しむような空気があって、気持ちが和むのです。

 セツローさんの画はすべて一点もの。ゆっくりと、セツローさんの画と一緒に、そこに流れる時間も一緒にお楽しみください。



「セツローさんのスケッチ展」

 2007年4月3日(火)〜4月16日(月)
 10時から22時(最終日のみ18時まで)
 恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
 京都市左京区払殿町10
 075−711−5919

 
恵文社一乗寺店 のホームページ http://www.keibunsha-books.com/