TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

 京都へ

4月になりました。

4月3日からの京都・恵文社での『セツローさんのスケッチ展』の準備のため、京都へ参ります。

恵文社を初めて訪れたのは、昨年の7月。

イチカワヨウスケさんと一緒に行った大阪・枚方市のソーイングギャラリーでのイベントが終った翌日のことでした。

お店のドアを開けてすぐ、ほかの書店ではなかなか出会うことのできない詩集や写真集、デザイン書の充実ぶりに、どんどん胸が高鳴り気持ちが高揚しました。最近本屋さんで味わうことができなかった「わくわく」がそこにはあったのです。

奥のギャラリースペースを見て、最初に思ったのは、ここでセツローさんの展覧会がやりたいなぁ・・・ということ。

今回その時の思いが実現できることになり、とても嬉しく思っています。

セツローさんの、何気ないものへの「眼差し」がひたひたと心に染みてくるスケッチをご覧いただきたいと思います。

額装は、高知在住の高橋康恵さん。彼女の額は、シンプルな中にしっかりとした「核」があり、強すぎず弱すぎず、絶妙なバランスのあるよい額です。
彼女の仕事にふれるたび、その「なんでもない」額装のセンスに驚かされます。
セツローさんの絵がまるで、その額と同時に生まれてきたのではないか・・と思えるほどの一体感がある額装なのです。

セツローさんのユーモアと優しいまなざしのたくさんつまった『セツローさんのスケッチ展』 ぜひ、皆さまお出かけください。


『セツローさんのスケッチ展』


 2007年4月3日(火)〜4月16日(月)

 10時から22時(最終日のみ18時まで)

 恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

 京都市左京区払殿町10

 075−711−5919

 

恵文社一乗寺店 のホームページ http://www.keibunsha-books.com/