うつわとともに。祥見知生のブログです。

 名古屋・テーブルにあるもの。展初日


北の住まい設計社名古屋店の「テーブルにあるもの。展」が始まりました。

この「テーブルにあるもの。」という言葉。

昨年の夏 北の住まい設計社本社(北海道・東川)のショールームを訪ねた折に、家具をつくる会社と一緒に何ができるだろうか、と考え、自然に出てきた言葉です。


北の住まい設計社は山奥の廃校になった小学校を工場にし、木の命を生かす丁寧な家具作りをしています。その家具はシンプルで機能性があり、そして何よりもあたたかい。
その家具を見ると、「個」である「木」のすっと立つ姿が思われます。「木材」という言葉がありますが、「木材」ではなく「個」としての『木』を大事にしている、そのあり方が美しいのです。


道具の材料として「木」を見ているのではない、精神の美しさが、北の住まい設計社の家具の中にはあるように感じます。


それはもしかしたら北海道の大雪山という自然の中で育まれる精神の清らかさであるのかもしれません。


そしてまた、器も土という「個」から生まれてきます。

作り手の皆さんの手と土のそれぞれ「個」が器というかたちになります。

器には、他の誰でもなく、その作り手自身がそこに現れています。

デザインされ模倣して制作されるそれとは明らかに違う「個」のある器たち。そこに器の美しさがあり、力強さがあります。

今回のセレクトでは、日常使いの器の中にある何気ない美しさをテーマに16人の作り手の器をご紹介しています。

「テーブルにあるもの。」とは何か・・・器を繰り返し使う中で、皆さんの心の中に、そんなテーマへの思いが伝われば嬉しく思います。



北の住まい設計社 名古屋店

「テーブルにあるもの。展」は4月28日(金)〜5月13日(日)まで

時間 11時〜19時

会期中の定休日 5月2日(水) 5月9日(水)

くわしくは 

http://utsuwa-shoken.com/kikakuten/kitanosumaishanagoyahtml.htmをご覧ください。


会場はソファや椅子が心地よく置かれた空間です。

どうぞゆっくりとした気持ちで、器を一つひとつを手にとってご覧ください。

会期中、新刊の『DVDブックうつわびと小野哲平』や既刊本お求めいただけます。


『DVDブックうつわびと小野哲平』オフィシャルページ http://dvd-teppei.com