うつわとともに。祥見知生のブログです。

 おくりもの


まいにち何かいただきものをする。

それは、偶然に出会う働き者の小さな虫の姿だったり、立ち寄ったお店でにこやかに応対してくれたレジの女の人の笑顔だったり、魚屋さんのご夫婦の「今日は晴れて気持ちがいいねぇ」という元気な第一声だったりする。

和菓子やさんに「丹波の黒豆でおこわを炊いたんだよ、食べていきなよ」と手ですくったおこわを口に入れてもらったこともある。

天然酵母でまじめに作るパン屋さんのパンはやはり美味しいし、風に葉を揺らす、庭に来て3年になるオオデマリはほんとうにかわいい。

そういう出会いや「いいなぁ」と感じることのすべてが「おくりもの」だと思って嬉しいなぁ、と思っていると、気持ちよく、機嫌よく過ごせるものです。

今日は一日、大貫妙子さんのアルバム『Boucles d'oreilles』(ブックル・ドレイユ)を聴きながら、福岡・クラフトの店梅屋さんで行われる「小野哲平早川ユミ展」のDMのプランと、うつわ祥見の後期スケジュールの葉書のプランを考えています。

大貫さんのこのアルバムはすべてアコースティックなアレンジが美しいのですが、中でも『突然のおくりもの』という歌がとてもいいです。

「みんなと始めた新しい仕事にも慣れて元気でいるから心配しないで」という詩が、静かで淡々としていてとてもいいな、と思います。

このアルバムがわが家に来たきっかけは、北の住まい設計社での展覧会『テーブルにあるもの。展』のため搭乗した飛行機の機内音楽の中で、「大貫妙子音のある旅へ」というプログラムの大貫さんのお話と声と、曲のセレクトがとてもよかったから。

よい音楽も、人生を豊かにするおくりものですね。

大貫さんのセレクトの楽曲には、ケニー・ランキンやアンリ・サルバドールなどの熟年の歌い手の曲がありました。

そうして仕事をしていると、福岡の梅屋さんから届け物がありました。

今回のDMに新しく使う地図データでしたが、中にもうひとつ白い箱が入っていて、スタッフの方のメッセージ「梅屋の庭のたちがれのあじさいがとてもきれいです。きれいなまま届くといいなぁ・・・」と。

「きれいに届きました」とお伝えしたくて、器の写真撮影と一緒に撮ったのが、この写真です。

すぐにでも会いにいきたいと思う方が、遠くにいて、つながっていられることが本当にありがたく、とても嬉しいのです。

クラフトの店・梅屋さんは、きれいな水と空気が流れる美しい自然の中にあります。オーナーの梅崎さんをはじめとして、スタッフの皆さんの気持ちのよいおもてなしが感じられ、訪れるたびにこころを洗われる気がします。

梅屋さんでの「小野哲平 早川ユミ展」は、9月15日〜24日まで。
お二人の展覧会は、福岡では2年ぶりのことです。
9月の連休にかけての開催です。お近くの方は、ぜひ今からご予定を立ててお出かけください。

くわしくは、クラフトの店・梅屋さんのホームページで。

http://isigamakenkoumura.com/umeya/index.html

まだ先ですけれど、11月には、笛の演奏家・雲龍さんのコンサートも行われます。このときは、わたしも福岡へ伺う予定でいます。



○ただいま、北海度の北の住まい設計社で、うつわ祥見が器をセレクトした「日々の器を伝える テーブルにあるもの。展」が行われています。

 2007年7月14日(土)〜7月29日(日)

 10時〜18時。会期中は無休です。

 くわしくは、北の住まい設計社のホームページをご覧ください。

  http://www.kitanosumaisekkeisha.com/




うつわ祥見は9月までお休みです。次回OPENDAYは、9月6日〜9月10日です。

くわしくはうつわ祥見のホームページをご覧ください。  

http://utsuwa-shoken.com



最新の本 『DVDブック うつわびと小野哲平』 

『DVDブックうつわびと小野哲平』オフィシャルページ http://dvd-teppei.com

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