TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

奈良へ。そして福岡での雲龍さんコンサートのお知らせ


10月8日 奈良の薬師寺で天武忌で、笛の演奏家・雲龍さんの奉納演奏がありました。

天武忌は天武天皇を偲ぶ法要です。

大講堂本尊である弥勒三尊像の前に画家の小倉遊亀さんが描かれた『天武天皇像』『持統天皇像』『大津皇子像』の絵がお祀りされ、天武天皇を偲ぶ法要行われました。

その前で、雲龍さんが江平の笛と相模の笛を演奏し、やまとかたりの大小田さくら子さんが古事記を奉納されました。

ご一緒したのは、奈良で作陶されている吉岡萬理さん。

講堂の前には献燈が、美しく供えられ、一層厳かな雰囲気が醸し出しだしていました。

この世界遺産に登録されている薬師寺さんのご本堂で、雲龍さんの笛の音の響きの中に、目を閉じると、ここのところの、仕事の重なりで、少し疲れ気味のこころと体が引き締まるような、そんな体験をさせていただいたように思います。

その後、萬理さんとは、楽しい話を交えながら来年の器展のことなどについて盛り上がりました。

萬理さんとの「ちょっと他にはない器展」は、来年開催予定。また時期がきたらお知らせします。


ここでお知らせです。

薬師寺での演奏を終えられた雲龍さんは、この後、11月2日に東京のワタリウム美術館南方熊楠展特別コンサートを細野晴臣さんと行います。このライブはもうすでに完売とのことですが、その翌々日に福岡入りされ、11月5日に「すこやかなるものコンサート」を、福岡のクラフトの店梅屋さんで行うことが決まりました。

今回の雲龍さんのコンサートは、祥見のコーディネートで行われるものです。梅屋さんのオーナーご夫妻の、お人柄、目指しているものに共感し、「すこやかなるもの」という文章を書かせていただきました。


こころとからだ
すこやかであること。


幸せのまんなかにあるのは、すこやかであること。

からだがよく動き、食べ物がおいしく、
頬にさわる風のやわらかさを感じ、野の花を美しいと思う。

そんな生き方を、ゆっくり。ゆっくり。

からだとこころを整え、暮らしの智恵を見直す。

こころとからだが、本来あるべき姿を取り戻す。

そんなお手伝いができたら。

石釜の地で、空と土と、水と気と。
ともにあるものと、
すこやかなるものを伝えたい。

クラフトの店梅屋と、健康相談どころ。
わたしたち石釜健康村の願いです。



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有限会社 石釜健康村 新築1周年記念
タイトル 雲龍 すこやかなるものコンサート 


空と土と、水と気と。
すこやかなるものを。


細野晴臣氏とのユニットや、龍村仁監督映画『地球交響曲第六番』に出演の笛奏者・雲龍さんが「すこなかなるもの」をテーマに、石釜の地で演奏を行います。古くから笛の音は、神と人をつなぐ祈りの響きとして尊ばれてきました。ふだん音の洪水に生きるわたしたちに、雲龍さんの笛は、宇宙とのつながりを感じさせ、ただひとつの命をすこやかに生きることの大切さを伝えてくださることでしょう。


雲龍 プロフィール
1962年大阪生まれ、長野県在住。
幼い頃より笛に親しみ、鞍馬山、出雲、吉野、富士山、高千穂ほか、さまざまな「場」で笛を吹く。横笛をはじめ土笛、木の実の笛、コアガラスの笛、ネイティブアメリカンフルートなど数多くの笛を演奏する。信州高遠美術館「平山郁夫」展、ワタリウム美術館岡本太郎ほか出展の「大地の精神」展、横尾忠則&細野晴臣「アートパワー」展などで演奏。1997年より細野晴臣with環太平洋モンゴロイドユニットのメンバーとして活動。2004年立川志の輔 落語と狂言が出逢う能舞台「満月の會」に一年間出演。2006年NHK土曜ドラマ『ウォーカーズ』、2007年龍村仁監督映画『地球交響曲第六番』に出演するなど活動の場を広げている。 ホームページhttp://shana-recrods.com

コーディネート 祥見知生

日時  2007年11月5日
開場 14:30
開演 15:00
料金 前売り 4,500円 
当日  5,000円   


お申込み方法 
電話 FAX E-mail にて受付けています。

クラフトの店梅屋 tel092-872-8587 Fax 092-872-3950

E-mail info@isigamakenkoumura.com
     
くわしくは、梅屋さん(石釜健康村)のホームページをご覧ください。

http://isigamakenkoumura.com/index.html

11月5日には、私も福岡に参ります。

遠方からお出かけの皆さんには、お宿のご案内もしてくださいます。
梅屋さんにご相談になってください。