TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

木があるところ

こんばんわ。

最近、この文章を読んでくださっている方から 「読んでいますよ」と声をかけていただく機会が何度かありました。

一行二行でよいので更新を毎日・・・と思ってみても、やはり根っからの性格がそうさせるのでしょう、更新は月に多くて3回くらい。

こういうペースを守りながら書くのが、やはり性に合っているのだと思います。

週末を利用して、高知へ行ってきました。

今年、高知へ行くのは何度めなのでしょう。

高知の方に「祥見さん、10月のイベントからずっとこっちにおったみたいやね」と言われ、我ながら「うん、本当にそうみたいだ」と思ってしまいました。それだけ、高知の皆さんが温かく迎えてくださっているのだな・・と思います。私はなかなか東京へは足が向かないですし、鎌倉にいてもなかなか人に会うことが少ないのですけれど。


今回の高知は、1月5日に行う五台山竹林寺での「雲龍IN竹林寺」の打ち合わせと、高知県立牧野植物園の取材打ち合わせ、そして1月2日からの牧野植物園で行われる「セツローさんの野の花スケッチ展」に合わせて作った『セツローのものつくり』(アノニマ・スタジオ刊)のための来高でした。新聞社、FM、地元情報誌の皆さんとお会いしました。

それにしても、牧野植物園のある「五台山」にはご縁があるのだと思います。

コンサートや、セツローさんの展覧会に関する情報は、また詳しく書きたいと思います。

そうそう、高知から帰る日の午前中から早川ユミさんと打ち合わせをしました。

ユミさんとの話も、また後日。

着々と来年の仕事が具体的になってきています。

最近つくづくと思うのですが、わたしは「木」に惹かれるのですね。
地面に根をおろしすっと空に向かって立って風に揺れている。物言わず、ただ一心に生きている姿を本当に美しいと思います。「木」を「植物」と言ってもよいのですが、豪華絢爛な花の姿よりも、植物の存在そのものに惹かれるというのでしょうか。四季を通じて、または一日を通じて、植物はその営みを止めることはありません。不必要なことや、過分なこともなく、淡々と自分の「生」をまっとうしている。そのことを感じさせてくれる花が咲く前や、あるいは花が終ってからの植物たちが、何か好きなのかもしれません。
来年は「植物」を自分なりに深く掘り下げたテーマで仕事をしていく年になりそうです。


○セツローさんの作品集『セツローのものつくり』は牧野植物園で初披露目です。

くわしくは、高知県立牧野植物園のホームページをご覧ください。
http://www.makino.or.jp/index.html

1月6日にはセツローさんが在廊します。セツローファンのみなさま、新年早々、セツローさんに会いに高知へ行きましょう!! 



○ただいま、大阪では 矢尾板克則小屋展を行っています。

2007年12月5日〜12月23日まで

くわしくは、itohen のホームページをご覧ください。

http://www.skky.info/

ぜひ、お出かけください。