うつわとともに。祥見知生のブログです。

 日めくりの夢の話と高知旅報告

みなさま こんにちは。

新しい一年が始まり、今日で10日が過ぎました。

「新しい」という新鮮で清清しい「気持ち」は、まだ、継続していますか。

いきなり、夢の話で恐縮なのですが、わたしはどちらかというと面白い夢を見ているらしいです。「らしいです」って、とても変な言い方なのですが、自分がフツウだと思っていますと、いや実はそうではない・・ということが多々あるものですね。私の見た夢の話など、つまらないと思ってふだんあまり他の方にお話することもないのですが、たまたまこの間、夢の話になり、私がこれまで見てきたどちらか言うと具体的でリアルな夢話に、「それはすごいですね」と言われて、「はぁ、それがフツウではなかったのか」と思った次第。

そんなことはどうでもよいのですが、一年一度くらい、こういう書き出しでもよいかな・・と思い、今日の夢の話をいたします。

今日の夢はあまりも「新鮮」でしたので、朝方に見て、そのまま、飛び起きたのです。

それは「日めくり」のお話でした。

現在でも愛用されている方も多いでしょうが、「日めくり」カレンダーというものがありますね。私の生まれた家では使っていたような記憶がありますが、ここ何十年は全く使ったことも触ったこともない暦です。

それが、夢の中で、不思議なことに、「昨日」という日が、紙の中の小窓の中にあり、日が変わった瞬間にスルリ・・・と滑り落ち、日めくりの下にあった新しい一日=「今日」と入れ替わる、その瞬間を「目撃」したのです。

こうやって文章にしても、この臨場感、驚きの気持ちは伝わりませんね。

この感覚を、とうてい言葉にするのは難しいのですが、夢を見ている私は現実の世界の外にいて、本当にリアルに、「日」が変わる瞬間(日めくりの瞬間)を目撃した・・・という夢なのです。

一日が一瞬にして生まれて変わる。なんて清清しい瞬間でしょう。

とても、新鮮で、今こんな文章を書いていてもドキドキします。

でも考えてみれば、自分の限られた人生の時間や、もっと言えばこの星に流れている時間というものすらも、その中にいる自分の心持ち次第では、毎日、日めくりカレンダーをめくるように「新しく」生まれ変われるのかもしれませんね。

・・と思うと、とても希望がわいてきます。

毎日毎日「朝」がきて「夜」が来るという当たり前のことに感謝して「一日が来て、またゆくこと」を、迎年の新鮮な気持ちと同じように、いつも感じて丁寧に生きていきたいなぁ・・・と思います。
大きな荷物も、余計なことも、肩から毎日降ろして・・・。

そんなことを感じさせてくれる、「日めくり」の夢でありました。

・・・付き合ってくださってありがとうございます。


ここで、話題が変わり、旅の報告です。

実は、新年早々1月4日〜7日まで、今年初めての旅に行っていました。

1月5日には 高知・五台山竹林寺で雲龍さんのコンサートが行われました。ご住職の新春のお話に続き、雲龍さんが一つひとつの笛の世界を語り笛を吹かれました。その響きは五台山ぜんたいに響いていたと思います。詩人の谷川俊太郎さんが「沈黙が笛の音を借りて語りかけてくる」と表現された雲龍さんの笛の世界をお伝えできたのではないかと思います。

翌日には、同じ五台山にある高知県立牧野植物園で行われている「小野セツロー野の花のスケッチ展」に、松山よりセツローさんがいらっしゃいました。ギャラリートークで訪れた皆さんと一緒に、画やものつくりについてお話になるセツローさんの嬉しそうなお顔を拝見していると、涙がこぼそうでした。


セツローさんは車椅子の生活をされていますが、顔色もよく、本当にお元気です。

「祥見さん、かんざしの新作を持ってきたよ」と弾む声で包みを渡してくださいました。

翌日には哲平さんの工房へ。

セツローさん、奥様、哲平さん、ユミさん、アノニマスタジオの丹治さんなど、大勢で美味しいごはんをいただきました。

鎌倉へ帰ってきてからも、まだ、心は高知にいるようで、ふわふわしていますが、いくつかの原稿を書いたり、FMかまくらの番組にゲストで呼ばれお話したり。

少しずつ日常に戻ってきています。

明日は「セツローさんのかんざし展」の搬入です。