東京の「ごはんのうつわ展」が始まりました
きのうの文化の日。
東京・馬喰町ART+EATで「ごはんのうつわ展」が始まりました。
オープンと同時に、この日を楽しみにしてくださっていた皆さんが 来てくださいました。
会場の手前には、お茶の器、急須やポット、お湯のみなど、そしても力のある鉢たち。
そして、奥の壁の棚には、ずらりと、めし碗が並びました。それぞれの作り手のめし碗は、粉引き、刷毛目、南蛮焼締、白磁、鉄彩、唐津と表現は様々ですが、それは、どれもが静かで素朴な美しいものです。
一つひとつ、手に包み、めし碗という器を選ぶ。その仕草を見ていますと、こちらも幸福感に包まれるよう・・・昨日も、多くの皆さんと、器についてお話できました。
展覧会というものを通じて、昨日まで接点のなかった方と、きちんと目を見て器のお話ができるということは、ある意味、奇跡のようなことです。
夜には、西荻窪・のらぼうの明峯牧夫さんのごはんの会が行われました。満席になった会場で、丁寧に選んだ東京・三鷹産の野菜、果物で作られた「野良サラダ」をいただきます。
牧夫さんの「東京でこそ土が必要だ」という思いが、きっと、皆さんに届いたと思います。
馬喰町ART+EATは、ランチ(林のり子さん監修のレバノン料理です。)を楽しみながら、あるいは、お茶を楽しみながら、ゆっくり器を選ぶことができます。
ぜひみなさま、お出かけください。
東京・馬喰町ART+EATでの「ごはんのうつわ展」は、11月3日(月)〜11月15日(土)まで。
会期中は、11月9日 日曜日が休廊です。ご注意ください。
くわしいアクセスは
馬喰町ART+EAT ホームページ http://www.art-eat.com/
11月7日(金)まで 高知の 花と器SUMI で開催中です。高知の皆さん、お見逃しなく。
今週末には、石川県能登半島の「輪島」でもごはんのうつわ展を行います。
11月8日(土)〜11月15日(土) 輪島・うつわわいち
輪島にも初日、二日目にお邪魔します。ぜひ、いらしてください。
○『日々の器』(河出書房新社 11月発売)出版記念展が、京都と東京で行われます。
くわしくは、うつわ祥見のホームページをご覧ください。
○次回、うつわ祥見の展覧会は、「吉岡萬理 陶展」です。 奈良から、萬理さんがいらっしゃいます。
○大阪のItohenで吉岡萬理+祥見の「カルロス君展」が行なわれます。くわしくは、itohenのホームページをご覧ください。