毎日更新28日め
この日記の「毎日更新」も、あとわずかになりました。
最初の頃は長い長い坂を一人で上っているように感じられ、途方もないことをはじめてしまったように思ったものでしたが、
なんとか今日まで続けていられたのは、毎日毎日、こうして文章を書いている時間が楽しかったからかもしれません。
今日たまたまお話したライターの方に、「HPやプログは、自分が伝えたいことを公平に正確に伝えられる優れた伝達の方法で、たとえば宮沢賢治が現代に生きていたら、きっと畑の様子や、毎晩の夜空の様子をブログに書いていたと思いますよ」と言ったのですが、本当に最近そう思うのですよ。
立原道造も、南方熊楠も、中原中也も、皆、プログで自分の心情を綴っていたのでは・・・と思います。
今日は一日、うつわ祥見にいて、「須田二郎 木のうつわ展」に訪れてくださった皆さんとお話をしました。
贈り物に・・・という方には、それぞれの器に合わせて、お包みをしました。
なかには、
「ここで求めた器を、プレゼントにすると、贈った方と会うたびに褒められるんです」とおっしゃっるご夫婦もいて、嬉しく思いました。
須田さんの木の器も、だんだん残り少なくなりました。
30日が最終日です。
須田さんの木のうつわには、展覧会でなくてはなかなか出会えないものです。ぜひこの機会にお出かけください。
そして、うつわ祥見の新しい空間 utsuwa-shoken onari NEARでは、作り手の皆さんから器たちが届き始めました。スタッフが御成で一日受け取りの作業をしました。
明日、わたしが神田と交代して、器たちを、並べる作業をします。
どんな器が届いているのか・・・明日が楽しみです。
そして、もう一つ、今日はうつわ祥見のHPで、新しいページをUPしました。
奈良の吉岡萬理さんへのインタビューページです。
GW明けの5月7日に、いよいよ始まる「吉岡萬理 カルロス君と色絵の世界展」について、じっくりお聞きしたインタビューの第一弾です。
萬理さん、本当に誠意を持って、たくさんの言葉で答えてくださっています。
ぜひお読みください。
大阪のitohenサイトの連載コラムも、新しい文章が随時更新されています。あわせてご覧ください。
●「吉岡萬理 カルロス君と色絵の世界展」が馬喰町 ART+EATで行われます。
2009年5月7日(木) 〜5月23日(土)
11:00〜19:00 金曜日は21時まで
日月休廊 会期中休み 5月10日・11日・16日・17日
最終日は17時まで
関連イベント
5月9日(土) 記念イベント
『カルロス君を想う』野菜料理とライブ「カルロス君のうた」発表会
カルロス君のうた (作詞:shokentomoo 作曲:武徹太郎)
18時受付 18時30分スタート
会費 3000円(税込)
もちろん、わたしも駆けつける「カルロス君のイベント」。
参加者の予約を受け付けています。
「こんなに楽しいことがあっていいの・・」というくらい、楽しい吉岡萬理さんを囲んでのイベントです。
皆様、ぜひご参加ください。
大阪ブックギャラリー「イトヘン」で、吉岡萬理+祥見知生連載コラムが再開しました。
萬理さんの楽しく、明るいエネルギーが感じられるコラム、そして、わたしも相手が萬理さんとあって、とてもリラックスした文章を書いています。いよいよ東京展に向かって、力がこもってくる二人のコラム、ぜひチェックしてください。
●うつわ祥見の新しい空間 utsuwa-shoken onari NEAR が5月1日オープンします。
「よい器は、ここに来れば いつでも会える」
そんなお店になりますように。
鎌倉の裏駅から徒歩4分ほどの、「御成通り」の端っこです。
時間がゆっくりと流れているこの通りで、「器を伝える場所」を。
器を通じて新しいものがたりが生まれたらいいなぁ・・と思います。
また多くの方と出会えることを願っています。