TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

 晴れたり曇ったり・・・


今日はわたしの文章じゃなく、スタッフのsちゃんからのメールをご紹介します。



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 本日の御成り通りは、雨だったり晴れだったり・・・曇ったりととてもコロコロ変わるお天気でした。

 この変わりやすいお天気の中いろんな方がご来店されました。

 この間のネイビーヤードさんのお話し会に参加してらしたお客様。
 器というものには正直あまり興味がなかったそうです。でもあの日祥見さんの、
 お話を聞いて何か心が鳴り響いたようでした。
 今までお子さんにはプラスチックの器をもたせてたけど・・子供にもぜひ器を・・・。とお店に
 いらっしゃいました。とても真剣に選ぶお母さんの顔はとても素敵でした。
 お近くにお住いとゆうことでまたいらっしゃるそうです。

 雑誌「nid」をごらんになってご来店くださったご夫人も、楽しそうにうつわを選んでいただき、
 巳亦さんの平皿と森さんのめし碗を購入されました。

 『日々の器』を読んでご来店くださった親子さん。母娘楽しそうにきらきらしてました。
 本をみてこの日を楽しみに、わざわざ来てくださったそうです。

 お天気は荒れ模様でしたが、nearの中は素敵なお客様で晴れ晴れな一日でした。



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嬉しいですね。


器を伝える仕事を続けていると、時折、その途方もない遠い道のりを一人で歩いているような孤独な気持ちになることがあります。

ときどき、とても落ち込むんですね。

今日はそんな気持ちで一日外で仕事をしていましたので、帰りついて、こういうメールを受け取ると、ホントウに嬉しいのです。

夜には、久々に京都のうつわびとと話がしたくなって、電話でゆっくり話をしました。そして、お互いに最近感じたこと、これからの展覧会のこと、じっくり話して電話を切る頃には すっかり元気になりました。

心から伝えたいと惚れ込む作り手がいる、こんなに幸せなことがあるでしょうか・・・落ち込んでなんていられませんね。

お天気と一緒で、晴れたり曇ったり・・心は忙しく動きます。

「器を愛するすべての人へ」 『日々の器』の帯の言葉です。「器を愛してくれる人」と、こころの果てまで、器の話がしたい。ささやかなわたしの願いです。

わたしは次回7月27日(月)に一日 NEAR におります。

そして、7月30日には札幌入りです。cholonさんでの 8月1日からの「ごはんのうつわ展」。初日に在廊します。

できるだけ多くの皆さんと器の話がしたいと思います。ぜひお出かけください。


それから、ひとつ、訂正を。

先日のこの文章のなかで、「ほんもののサーファーは皆短髪でがっちりした人」と書きましたが、いやいやそうでもないんだな・・髪さらさらの見るからにサーファーだな・・この人という人と、最近知り合いになりました。

人と人の関わりとは不思議なものですね。そんなことを初めて活字にしたら、しっかり「その話題ぴったりの人物」と出会うのですから。だから生きていることは面白いです。その人とは、今後「鎌倉で何か特別面白いことやろう」とゆるやかなプロジェクトチームを立ち上げることに・・・。ホント、落ち込んでなんていられませんね。ホントウに。なんのことかさっぱりわからないと思いますが、何かの始まりとはそんなものです。お楽しみに。