うつわとともに。祥見知生のブログです。

吉岡萬理「朗らかな器たち」展

こんばんわ。

今日は長い一日でした。

朝7時半すぎに、鎌倉市場で、西鎌倉のフォセッタのシェフTさんと待ち合わせ。

早朝の農協市場は、料理人の皆さんの、静かなる戦いの場である、その空気を肌で感じて、わたしもなんだか緊張してしまいました。

フォセッタさんの仕入れが終わったら、御成のNEARへ。

今日から始まった「吉岡萬理 朗らかな器たち」展を見に来てくださったのです。

朝のNEARは、また、とても新鮮でした。

空気の粒子が違うんですね。その光で器たちを見ると、なんていうのでしょうか・・・透き通るような清清しさを感じるのです。

特別内覧会(いい響きです)が終わって、家に帰り、わたし自身が仕入れた「野菜」たちで昼食の準備です。

「鎌倉野菜」はいまやブランド化し、以前に比べて地元の人間の手に渡らなくなる事態に発展し、かなり大変になってきているそうです。

東京の有名店や、ホテルなどが買い付けにくるので、地元の人たちの口に「鎌倉で採れた野菜」が届きにくくなっているらしい・・・

地元で地元の人に食べてもらうために作り続けてきた農家の皆さんも高齢化が進んでいます。
難しい問題が山ほどあるんですね・・・

そんなことを考えながら、昼ごはんを食べてから、またNEARへ戻り、今度は京都の村田森さんとの約束。森さんはいま、新宿の伊勢丹での展覧会中で、今日は鎌倉に寄ってから、いよいよ「京都」へ帰るところなのです。

森さんには、来年の個展のことも含めて、様々な話をしました。

夕方には、一緒になると屋+典座で一緒にごはんを食べました。


さて、NEARの中央のテーブルでは、お待ちかねの「吉岡萬理 朗らかな器たち展」が、本当に「朗らか」に人を包んでいます。


ガラス越しに器を見て、「すごくいい赤ですねぇ」と引き寄せられるように入ってくる女性、「これで自分のためにコーヒーミルクを入れたい」と照れて笑った方・・・など、力強い器たちに圧倒される方もいるくらい、インパクトがありますね。

ぜひ、皆さんも、この機会に萬理ワールドを楽しんでください。

写真で紹介したのは、蓋付きのマグカップです。

力強くて、明るくて、本当に勇気をもらう作品です。

このごろ、わたしはそう話すのですけれど、一客でも本当に自分が時間をかけて選んだ器で、朝でも一日の終わりでも、一杯のお茶、コーヒー、ジュース・・なんだっていいんです、その器でその飲み物を、ちゃんと「飲む」・・誰のためでもなく、自分のために「飲む」 ・・・その一杯を大事にする。そういう時間を持っていることがどれだけ人の人生をより深めてくれることでしょう・・・

お酒もいいですけれど・・・お酒は呑み過ぎてなんだかわからなくなりますものね。。。

さて、札幌のCholonさんで「ごはんのうつわ展」は残すところ2日になりました。

器展をご覧いただいた皆さんから、とっても素敵なメールが届いています。

ありがとうございます。

器を通じて誰かと出会い、思いがつながっていくこと・・こんなに幸せなことがあるだろうか・・・と思います。

札幌のCholonさんで「ごはんのうつわ展」は今週末8月9日までです。

ぜひ、実際に足を運んで、器たちをご覧ください。