夕暮れのうつわ会 IN 馬喰町
今日はNEARのパソコンから「中継」です。
鎌倉のお天気は曇り。土曜日なので人も多く、硝子越しの見える御成通りはにぎわっています。
NEARの店番は大好きな仕事です。
夏から秋にかけては次の本の原稿を書く仕事や、鎌倉以外で開く展覧会が多かったので、気がつくともう何週間も顔を出していない(実際はそんな大げさなことではないんですよ)ことが続いたのですが、
今月はこのあと今日を含めて4日間在店します。(そう大げさなことではないと言いつつ、強調したいのは多くの方と器の話をしたいのです。)
昨日は、馬喰町ART+EATで、「夕暮れのうつわ会」を行いました。
ゲストに多治見から駆けつけてくださった横山拓也さん。
すべての椅子が埋まるほどの皆さんに来ていただき 感謝しています。
横山さんとは、お会いするたびに、じっくりと器の話をします。
彼の物事を見る目や、距離感が とても面白い。
わたしが熱っぽく語り始めると「ショウケンさん、その考えは ウツワ原理主義ですよ」なんて切り返してきます。
ほとんど打ち合わせをせずのやりとりとなりましたが、一時間という時間があっという間に過ぎていきました。
お出かけくださった皆様 ありがとうございました。帰り際、ごあいさつもできずに失礼してしまった皆さんが多く、大変失礼しました。
「夕暮れの器会」は当初、今後器に関わる仕事をしたい方向けに「うつわ塾」を開こうか・・・という発想から始めたのです。
現在のテーマは「器を深く感じる会」となり、器を使う方、伝える方を中心に、器についてじっくりと話をする時間をともに過ごすという会となっています。できれば一方通行じゃないやりとりを参加の皆さんとできたらいいなぁと考えています。
次回は鎌倉で年内に行う予定です。
また詳細が決まりましたら お知らせします。
さて、NEARですが、
相変わらず通りはにぎわっていますね。
今日は自転車で来てくださる方も多いようです。
わたしの好きな「夕暮れのNEAR」の時間まであと少しです。
今日もその時間を訪れてくださる皆さんと楽しみたいと思います。
誰か ノンアルコールビールなど持ってきてくれないかな・・・。
関東はこれから雨が降り出すと、天気予報では言っていましたが、どうでしょう。
でも雨の御成も、なかなかであります。
来週は19日、20日、21日にNEARにおります。
このあと、23日からは、うつわ祥見で「尾形アツシ作陶展」が始まります。
ぜひゆっくりと器に会いにいらしてください。
○ 「日本のかたち 美しいめし碗展」東京・上野 群言堂上野桜木店でいよいよ明日までとなりました。
12人の作り手の器たちをぜひ多くの方にご覧いただき、手に包んで、お選びいただきたいと思います。
めし碗、湯のみ、皿、鉢・・・ 何気ない日々に溶け込む器たちをぜひご覧ください。
これだけの作り手の器たちが集うことはありません。この機会にそれぞれの作り手の器との出合いを、楽しみにお出かけください。
「日本のかたち 美しいめし碗展」はこのあと、兵庫県豊岡市の旧大森小学校ギャラリーで10月24日〜26日行います。
イタリアンレストラン アルケッチャーノの奥田シェフも来豊されるそうです。くわしくは、明石のギャラリー風来さんのホームページをご覧ください。
http://fuuki.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-6edf.html
関西在住の皆様、ぜひ、この3日間にお出かけになり、器たちをご覧ください。
特別出展の吉岡萬理さんの作品展も同時開催いたします。
○「食べるがまんなか 器と道具展」馬喰町ART+EATで開催中です。こちらは10月24日まで。
会期中は18日(日)19日(月)が休廊日です。