TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

 明日は長崎へ行ってきます

寒かったり、温かったり、寒暖の差が激しくて体調管理が大変ですね。

家では珍しく家族が風邪を引きました。

この時期、インフルエンザでは・・・と敏感になりますね。

咳ひとつも、家のなかでも うかうかできないような雰囲気が漂い、
陰性の結果を受けても「まだ症状が出ていないだけじゃないか・・」とつい疑い深い視線を送ってしまいます。

「わたし、もうすぐ長崎に行くのだから・・・元気でいなくては」 風邪なんて引いていられませぬ・・と。

そんなやりとりをしていたら、

長崎・諫早のオレンジスパイスの方からも

「風邪なんて引いていられないので」というメールをいただき、思いは一つと膝を叩いた次第です。

器たちも続々と届いていて、それを伝えてくださるメールも弾むような言葉が連なってきています。

器のギャラリーの仕事は、裏方の仕事が大変で、搬入とはつまり「新聞紙との格闘」となりますが、オレンジスパイスの方のメールに
「作品を検品するのが楽しいです。新聞紙との戦いですが、それすら 楽しいです。」とあり、また嬉しくなりました。

器を心底待っていてくださったのだと思います。


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祥見さま

すべて うつわたち届きました。
最後の最後に 哲平さんのものでした。

フィナーレ!!と皆で喜びながら(笑)
すごく 素敵でしたよ。
胸がキュンとなって
涙がでそうでした。
封筒の言葉も 家宝にしなければ・・笑。


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オレンジスパイスのHさんから 今日の夕方届いたメールです。素敵なメールです。


ここで、写真も一つ紹介しますね。



これは前日に届いた写真です。 

この手に包まれる器のなんて愛しいことでしょう。

ごはんを食べる道具としての器の、なんて愛らしいことでしょう。

このせつなさこそ、器の魅力です。



鎌倉の小さな場所で器を伝える仕事をしていますが、遠くの街で器展を開かせていただくのは、

一客でも器を手渡したいと願ってのことです。

先日も書きましたが、器展を一緒でできるかどうかは、お店の方の「思い」ひとつにかかっていると言っても過言ではありません。

作家の思いがあり、お店の思いがあり、そして、訪れてくださった方の思いがあります。

わたしが展覧会を開きたいのは、その、人と人の思いの重なりが、どんなことよりも嬉しいからなのかもしれません。

本当は作家の皆さんとともに、会場へ出向いていきたいのです。

作り手の皆さんと、使う方がともに会場にいられたら どんなによいでしょう。

いつか、そういう『場』を作りたいと思います。

出展の作家が全員集まるような会を作りたいと思います。



明日13日 午後に長崎入りいたします。

14日に初日を迎える「ごはんのうつわ展2009」

長崎で初めての展覧会です。ぜひこの機会にお出かけになり、器を手に包んでお選びください。

くわしくは、オレンジスパイスのホームページをご覧ください。

http://www.orange-spice.com/




○onariNEARでは、ただいま「村上躍ポット展」を行っています。会期11月17日(水)まで。


○うつわ祥見の次回展覧会は「石田誠 陶展」です。

今年の誠さんはどんな器を見せてくれるでしょう。

会期11月20日(金)〜11月27日(金) 会期中は無休です。