TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

 GEISAI大学

3月5日 村上隆さんに招かれて GEISAI大学にて 器の話をしてきました。


今日ご紹介する写真は、スタッフとして新しく仕事を手伝ってくれることになったキクタくんが写してくれたもの。実質、初仕事ですが、よい写真をたくさん撮ってくれたので 今日はいつになく写真を多く紹介します。


「手に包み、器を選ぶ。器を選ぶのに知識なんて何一ついらないのです。自分の手で、食べる道具である器を・・・」


畳敷きのギャラリー空間にて、器の展示をした様子です。





上の写真は昼間の時間に器をご覧になる村上さん。

「ショウケンさんのところに来る器は特別なんだと思います」・・と

「ぼくはアーティストの立場で言わせてもらうと、作家さんたちは大変だと思いますよ、同情するなぁ」

本を読んでくださっている村上さんは作り手についても詳しくいらっしゃいます。


そして、次の写真は、夜、話のあとに、聴講の皆さんが実際に器を包んでいる様子。

聴講の皆さんと器の話ができ、有意義な時間でした。

「器なんて正直どうでもよいと思っていたけど、ちゃんと選んでみようかと思った」という若い男性のことばを聞くことができ、「今日はよく眠れそう」と笑うわたしです。

親子で参加してくださった方。大きな染付皿をちゃんと両手で持っていらっしゃる、かわいらしいです。



村上さんは『うつわ日和。』を海外に持っていかれ、持ち歩いているそうです。読み込んでポロポロになり4冊も持っていらっしゃるとか・・

これもご縁です。

また真剣に村上さんと器の話をしたい・・・と思います。

スタッフの皆さんがとても気持ちのよい方ばかりで 大変気持ちよく仕事ができました。


お出かけくださり、熱心に話を聞いてくださった皆さんにも深く感謝します。


ありがとうございました。