TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

NEARの3日間 その一日め    

 

こんにちは。

お天気は西から下り坂のようですね。

鎌倉は曇り空。

少し湿度があるようです。

先週の土曜日 8日に 矢野顕子さんの「ここが音楽堂ツアー」最終ライブへ行ってきました。

毎年恒例のように行われる鎌倉芸術館小ホールでのピアノ弾き語りコンサートへは必ず行っていますが、
今回も素晴らしいプロの仕事を間近で感じてきました。



昭和29年にオープンした木のホール 神奈川県立音楽堂の会場もとても良かったです。

鎌倉芸術館の小ホールにも感じるのですが、

音楽を楽しむのには「ちょうどよい」大きさってあるのですよね。

大きくて近代的なことが必ずしも良いわけではなく・・・

矢野さんのピアノ弾き語りの新しいアルバム『音楽堂』は、まさにこの「神奈川県立音楽堂」で収録されたのです。



さて、今日から3日間は 鎌倉駅そばの常設の空間 onariNEAR にいます。

朝 いつものように 海側を車で店に向かったのですが・・・・、
もうシーズン到来なのでしょうか・・・134号線はすごい渋滞で車が動かず、あやうく遅刻するところでした。



開店と同時に 馬喰町ART&EATのスタッフのMちゃんが来てくださり、「一周年おめでとうございます」

ちょうどよい取皿を探していたとおっしゃるので
石田誠さんの紅毛手をお勧めすると、ゆっくりと丁寧に選んでいかれました。

「よい器でしょう」

「はい。でも、わたしは何も感じずに毎日使ってみたいんです」

「そうそう、それが、ほんとうにいいよね。存在も特別なものでしゃなくて・・ね」

などと話して。

やっぱり器を通じてやりとりをするのは楽しいです。



NEARの朝の時間の風景です。

矢野さんのライブに行って「ライブ」っていいなぁ・・・と改めて思いまして、

3日も連続でNEARにいるので 何か「ライブ」をしたいなと思い、

今日から3日間は「NEAR日記」を写真入りで書こうと思いましたが、いかがでしょう。


さきほどは、東京からいらした女性が 村木雄児さんの三島鉢を選ばれて
「めし碗を選びに来たのですが、毎日おかずを盛って使いたいので、鉢にします」と。

「初めての三島」だとのことですが、文様も焼きも、申し分ないとてもよい器を選ばれていかれました。



そんなふうにNEARの時間は過ぎていきます。



お向かいの「くろぬま」さん。朝も実にいい感じです。


ではまた明日に 更新します。


○うつわ祥見 「小山乃文彦陶展」が始まります。
 5月14日〜5月20日まで。
 会期中は無休です。

○ onari NEAR
  「一周記念展 器、そばにあるもの」展が行われています。
  5月19日(水)まで。会期中は木曜定休です。
  14人の作り手の器たちをどうぞご覧ください。

  ○ 北の住まい設計社 名古屋で
  『器、この、名もなきもの』出版記念「日々を愛する器展」が行われています。

  5月16日(日)まで。

くわしくはうつわ祥見のホームページをご覧ください。