TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

モロッコからのお手紙

モロッコのマラケシュに住んでいる方からエアーメイルが届きました。

遠くの国でこの日記を読んでくださっているとか。

「器の写真も好きです」

とても嬉しいお手紙でした。

日本に一時帰国するので高知の牧野植物園で行う「樹と言葉展」へ行きたいと書かれていました。

「樹と言葉展」は この秋、2010年10月23日〜2011年2月13日まで行う展覧会です。

この展覧会のために、2年という時間をかけてきました。

「樹と出会う」というテーマのもとで行われる「樹(植物)」と「言葉(人の想い)」の展覧会です。

昨日の高知で、チラシの簡易校正に立会ったり、今回の展示に参加してくださる高知の版画家・松林誠さんにお会いして打ち合わせを行ってきました。

細野晴臣さん、大貫妙子さん、いしいしんじさん、松浦弥太郎さんがこの展覧会のために、「樹」をテーマに書き下ろしの言葉を書いてくださいました。

10月24日には大貫さんのライブ、11月7日には松浦弥太郎さんのトークイベントなどが行われます。

器の展覧会もそうですが、なぜこの展覧会を開くのか・・・そこに強い「想い」がなくてはすべては始まりません。

この展覧会に対する想いや、展示のドキュメントをくわしくお伝えする、「樹と言葉展」の特設プログを近々立ち上げる予定です。

こちらもぜひご覧になってください。

「高知、遠いなぁ・・」と、わたしも数年前まで考えていましたが、いまは隣町へ行くような気持ちで訪ねるようになりました。

そして高知から「こころの栄養」をたくさんもらって帰ってきます。

ぜひ秋に高知へ、そして牧野植物園へ、いらしてください。

樹と言葉展については ホームページをご覧ください。


さて、onariNEARで開催中の「白と、影と展」はあと2日になりました。

24日、25日はわたしも在廊します。

ぜひ皆様 お出かけください。