TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

 夢の話と、うつわハートフル×恵文社

おはようございます。

今日、夢のなかで、石田誠さんの作った二つの像を買い求めたいという方とお話しているのです。

「もう充分、石田さんの作品はお持ちでしょう・・・」とわたしは言うのですが、

「でも、この作品を玄関に置きたいのです。もうこの作品には会えないと思うと・・・どうしてもわが家に来てもらいたい」とおっしゃるのです。

二つの像は、白磁の小さな像で、沖縄の守り神のようないでたちをしていました。ふだんの誠さんの器たちと同じように、どこかとぼけた味があり、こちらを「ニヤニヤ」とさせる力がある像でした。

きのう、夕方、石田誠さんと電話で長いこと話をしたので、そんな夢を見たのでしょう。

誠さんは冷房の効いた場所にその電話の最中いらしたのですが、

「ショウケンさんと話していると、どういうわけでしょうねぇ、汗がドバァと出てきました」と笑っていました。

「こどものうつわ展」まではよかったのです。前回の「こどものうつわ展」で好評だった染付けの絵の楽しさについてまた描きます、とおっしゃり、お願いします・・・とやりとりしたあと、秋11月に控えている個展のお話になって・・・。

「冷や汗が・・・」とユーモアたっぷりに話す誠さん。大真面目に妙な会話のやりとりが続きました。

11月の石田誠さんの個展を楽しみにされている皆さんも多いと思います。

わたしは時々思うのですけれど、

わたし自身が 作り手の方の一番のファンでいたいんですね。

流行というものが器の世界にあろうがなかろうが、そんなことは関係なく。

「あなたと心中しますよ」というくらいの熱烈な気持ちで、
その方の信じて作るものを愛していたい、といつも思います。

逆に言うと、それくらいの気持ちがなくてこの仕事はできない・・・と思うんですね。
「そんなこと公に言っちゃだめだよ!」と 諌められるかもしれませんが・・。

村田森さんが最近、ある編集の方に「ショウケンさんの器の写真は念写ですわ」と言っていたというのを聞いて、
さすが、森さん、面白いことを言うなぁ・・と感心しました。

この真夏の猛暑が過ぎても、まだまだ器熱は永遠に続く・・というところでしょうか。

さて、少しクールダウンして 皆様にご案内です。

 


京都・恵文社のサイトで、うつわハートフルの器たちが期間限定でUPされています。

村田森さん、小野哲平さん、石田誠さん、尾形アツシさん、横山拓也さんなどの器をお求めになれます。

めったにない機会ですので、ぜひ、ご覧ください。

うつわハートフル展のオリジナル かまわぬ特製の手ぬぐいもここでお求めいただけます。


恵文社 うつわハートフルの特設ページ→http://bit.ly/a5EM4d