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うつわとともに。祥見知生のブログです。

展覧会「TABERU」初日を迎えました

本日、3月26日 昨年よりずっと準備を進めてきた展覧会「TABERU」が 無事 初日を迎えることができました。

東京は気温が真冬に逆戻りしたような寒い朝です。

この日を待ちのぞんできました。

震災の深刻な状況が続くなかでの開催です。

正直、どれだけの方がいらしてくださるのか、大変不安でしたが、
10時のオープンから、この日を楽しみにしてくださった皆さんが 会場を訪ねてくださいました。

今日の一日は、皆さんと夢中に器の話を繰り返し、ともに、器を手に取り、手に包み、
展示されている器の素晴らしさを喜びあう時間でした。

お出かけいただいた皆様、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

今夜は、いつもよりずっと、胸がいっぱいです。

展覧会「TABERU」。

このテーマはずっと変わることのない、器を伝えるテーマです。

今日始まったばかり。そして、ずっと続いていく、揺るぎない、大切なテーマです。

そのスタートの一日が、本日、無事に迎えられましたこと、感謝いたします。


写真で展示の様子をご紹介します。

まず、国立新美術館の一階から エスカレーターで 地階に降りて行きますと・・・

会場が吹き抜けの空間から 見えてきます。

写真ではわかりにくいのですが、

会場には、欅や秋田杉、4メートルを超える一枚板を運び入れました。シンプルな鉄の足がそれらの木を支えています。

きわめて静かでシンプルな、「器が主役」の空間を作りました。

器の力強さ、美しさを映しています。

本展では、余計な演出はせずに、土、人、そして、木という、ごくごく当たり前な、根源的な「そのまま」のものだけで構成しました。

欅板の中央に置かれた、メッセージは、昔ながらの活版印刷で印刷し、文字の美しさが静かなメッセージとなることを願いました。

これは皆さんが実際に訪れて感じていただけることかもしれませんが、

まるで最初から その場所に器があったような・・・美術館の地階にもともと器の店があったかのような 自然な空気が生まれたのではないかと思います。

器と人が自然に出会う・・しかも、厳しく力強く焼成された本物の器たちが、きわめて、さりげなく・・・。

それが、私の願いであり、「SFTギャラリー」の空間で本展を「かたちづくる」時に 考えた最も重要な「企画意図」でもあります。


4人の作り手の「いま」を映し出す器たち。

これから5月までの会期のなかで、多くの人の手に包まれますように。

展覧会「TABERU」に出展された器については、また改めてご紹介します。


出展の作り手の皆さんとも相談し、この展覧会の収益の一部を、震災への義援金として寄付をさせていただきます。

皆様、どうぞ、会場に足を運んでください。

そして、一つひとつの器が「来た道」を感じ、土から生まれた器たちを手に包み、ご覧ください。

「この器と生きていく」心からそう思える器との出会いが、生まれますように。



展覧会「TABERU」

2011年3月26日(土)〜5月9日(月)

出展作家 小野哲平 石田誠 尾形アツシ 村田森 
 

会場  国立新美術館地階 SFTギャラリー
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館B1
TEL: 03-6812-9933 FAX: 03-5775-4670 

毎週火曜日定休(祝日又は休日に当たる場合は開館し、翌日休館)

アクセス → http://www.nact.jp/information/access.html

【ご注意ください】 震災の影響で 美術館の開園時間が変更されています。

 当面の間、開園時間は 午前10時〜午後4時となっています。

 最新の開園時間等については、 国立新美術館のホームページをご覧いただくか、
 SFTギャラリー 03-6812-9933 までお問い合わせいただきますよう お願いします。