うつわとともに。祥見知生のブログです。

尾形アツシさんの焼きもの

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昨夜、熊本で大きな地震がおきました。

 
震度7の文字に目を疑いました。
驚愕し、津波がないことがニュースに流れて安堵するも
現地では震度6級の巨大な余震が続く夜となりました。
 
被害に遭われた皆様に慎んでお見舞いを申し上げます。
 
本当は昨日書こうと思っていた日記の言葉をいま都内に向かう電車のなかで書いています。
 
地震や災害が起こるたびに、日々の無事の有り難さが身にしみます。
なんでもない毎日の過ぎていく時間の大切さは、決して誰もが否定できないことでしょう。
 
昨日、鎌倉に、明日初日を迎える尾形アツシさんの薪窯焼成された壺や片口などが先発便で届きました。本日いまごろはonariNEAR に後発便の器が届き始めていることでしょう。
 
昨日、私は、一足先に、圧倒的な迫力のある作品たちを目の前にして、大変興奮いたしました。
 
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やきものとは、その言葉の通り、焼きものです。土をかたちづくり、火で焼成する。
ほんらい、生まれたものは、とても強いものです。
それは、強く堅く焼き締まり、そして、圧倒的な存在感を放ちます。
と同時に、何か目に見えないものを包むやわらかさももっている。
 
やきものの本質に迫る仕事にふれると、
ああ、本当に、このことを生涯伝えたい、とわたしは思います。
 
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やきものは焼きもの。器はやきもの。
人の歴史のなかで、知恵として生まれた、やきものの美しさ。
 
堂々として、尊厳にみち、ただそこにあるだけで心満たされるもの。
 
心満たされるとは、見る者に、よく生きていこうと決心させ、生きることを励まし、支えるものです。美しいいのちの連鎖をつなぐものです。
 
ぜひ、この機会に、強くやわらかく、美しい土の仕事を手にとってご覧ください。
 
尾形アツシ展は4月16日(土)〜4月25日(月)
 
会期中4月19日休み。
 
明日の初日、16日(土)に奈良から尾形さんが在廊されます。
 
お出かけください。