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うつわとともに。祥見知生のブログです。

ギャラリー風来「須の谷村風まつり」へ


三連休の方も多かったのでしょうか。

夏休みも始まりましたね。

この季節になると、鎌倉の地元民は海方面の道を通らなくなります。

わたしもそうです。

と言っても、わたしはもともと、山の樹木を見ることが喜びで、鎌倉山の豊かに木が茂っている様子を見ながら車を走らせています。

鎌倉山を通るたびに、毎回、「ああ、わたしは木が好きなのだ」と思います。植物たちの姿が、わたしのこころの奥深くへ何かを語りかけ、こころを静かに満たしていくことを感じます。

先日、連休の初日ですが、

朝早くから出かけて、兵庫県豊岡市に行ってきました。

京都から特急電車をふたつ乗り換えて、片道5時間の旅です。

目指したのは、明石のギャラリー風来さんが行っている「須の谷村風まつり」。

田園風景と山並みが美しい場所でした。

風来の富森さんが、守り、伝えようとしていることを肌で感じることができました。

廃校になった小学校で、落語会が催されました。桂福団治さん 露の団四郎さん 露の団姫さん。皆さん上方落語の方です。 福団治さんは、先日、飛行機の機内の落語プログラムでも、そのぼやきのような間あいの妙に大笑いしたばかり。存分に噺を楽しむことができました。

落語家の皆さんも、クーラーも何もないステージで、汗だくになりながら、熱演されています。

わたしは村の皆さんと一緒に座り、落語会を楽しみました。

確かに暑かったけれど、とても気持ちのよい風が会場に入り、まわりの皆さんの何気ない仕草や、気取りのない笑顔に出会えたことは、大きな喜びでした。

帰りは、夕方の電車で、やはり特急電車を二本乗り継ぎ、京都から新幹線の最終に乗って帰ってきました。

そうそう、落語では、露の団四郎さんの出し物で、「うどん」を食べるシーンがあったのですが、そのうどんを食べる仕草があんまり美味しそうで、京都駅の連絡通路にある「立ち食いうどん」のお店に入り、およそ5分でうどんを食べました。お腹がすいていたせいもあるかもしれませんが、とても美味しいうどんでした。

こう言ってしまうと、当たり前のことすぎるのですが、やはり、食べるということは、楽しいものです。
落語会の帰りに「立ち食いうどん」、映画の後に美味しいパスタ?、寅さんを思って下町の団子、旅のエッセイで白身魚のカルパッチョサザエさんで大福もち・・・なんでもよいのです、この「食べる」ということを、楽しむこころがあれば、もう人生なんてそれだけで生きるに値すると思いませんか。

悲しい事件が起こるたび、何を食べて「美味しい」と感じてきたのかな・・・と思います。

みんな、生きることに希望を持って、「ああ、明日は何を食べよう」と、気持ちをおおらかに持って生きられたら・・・と思います。器はその「食」を支えています。




お知らせ


○うつわ祥見は8月は休廊です。9月のOPENDAYは9月5日〜7日です。



○「細野晴臣インタビュー映像 植物×音楽」の特別上映を行います。

日時 8月24日 16時〜

場所 高知県立牧野植物園本館 映像ホール

料金 500円 (植物園入園料は別途)



また、このインタビューの一部は、毎日新聞社刊 いとうせいこう責任編集雑誌『PLANTED』(8月4日発売)に掲載されます。書店でぜひご覧になってください。




○9月から「ごはんのうつわ展」を下記のスケジュールで行います。

7月中旬には、詳細をお知らせします。

お近くの会場へ。ぜひお出かけください。



9月20日(土)〜9月28日(日)福岡・クラフトの店梅屋

10月4日(土)〜10月11日(土)明石・ギャラリー風来

10月25日(土)〜10月26日(日) 高知・高知県立牧野植物園

11月3日(月)〜11月15日(土) 東京・馬喰町ART+EAT

11月8日(土)〜11月24日(月) 輪島・うつわわいち


○ 祥見知生著『日々の器』(仮題)が11月中旬 河出書房新社より発売になります。