TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

巳亦敬一 硝子の器展

弱い雨が降る初日となりました。巳亦敬一さんの硝子の器展が始まりました。静かな空気が空間を包んでいます。巳亦さんの硝子の器は、そばにいる人を包み、語りかけるような温もりがあります。天然の絹糸をつむぎ織り込んだヴェールのように繊細なベージュ色…

硝子の器展が始まります

巳亦敬一さんの硝子の器展の準備の一日でした。うつわ祥見ではオープン以来、巳亦さんの硝子の器展を毎年この時期に行っています。唯一お付き合いのあるガラスの作り手の方です。巳亦さんは、北海道でもっとも歴史の古いガラス工房の三代目。工房を守りなが…

 ふただびのこと

大雨の週末から月曜日も、梅雨らしい湿度のある曇り空が続いています。週末もずっと家にこもって 原稿を書いています。そういえば・・・と思い出すされるのが、2005年の出版の『うつわ日和。』 このときは、原稿のピークは、一年の終り、暮れの忙しい時期で…

奈良と京都へ

鎌倉は曇り空の、湿度の高い日となりました。奈良・京都から帰ってきました。二日間で尾形アツシさん、吉岡萬理さん、村田森さんの工房を訪ねてきました。尾形さんは瀬戸から奈良の山里に工房を構え、薪窯を作られようとしています。 大きな栗の木が目の前に…

ある無力感に、日本中が捉われている夜かもしれません。悲しい事件がまた起りました。 とほうもなく、どうしようもなさを抱えて、誰もが生きています。その、どうしようもなさを、抱えながらも、前を向いて生きていくことが、人の人生だと、わたしは思ってい…

村田森さんの展覧会が始まりました。

6月は忙しくしています。能登から戻り、一日、原稿書きをして、翌日は早朝、新幹線に乗って愛知へ。常滑の小山乃文彦さんの工房と、多治見の横山拓也さんの工房を訪ねてきました。久々の常滑と、はじめての多治見。一日でまわるのはもったいない充実した時間…

能登・輪島へ

例年より早い梅雨入りとなりました。鎌倉は今日、夕べからの雨がしとしとと降り続いています。日曜日、久方ぶりに、能登半島の輪島へ行ってきました。秋に予定している「ごはんのうつわ展」の打ち合わせです。輪島のうつわわいちさんは、青木亮さんのご紹介…