TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

こころに響く器を


こんばんわ。日曜日の夜9時をまわりました。

1月23日から始まる「村田森展」にお電話やメールで問い合わせをいただいています。

メインのパソコンが壊れて、お返事ができなかった方もいらっしゃいます。

申し訳ありません。

そこで、ホームページ上で 急遽、問い合わせをいただいた質問の答えをお伝えしています。

村田森さんの器は、昨年行った『ごはんのうつわ展』『時を経た器展』で、大変多くの方の手へ、手渡っていきました。

器というものが、ただの「モノ」であったなら、なぜわたしはこんなにも器を愛するのだろう・・・、『日々の器』のあとがきに書いた一行です。

展覧会では、この一行の「答え」が、目に見える形で感じられました。

作り手の作品を、訪れた方が実に楽しそうに、そして、かけがえのないものを慈しむように、選ばれる。そんな姿を、何度も見ることができたのです。

なかでも、村田森さんの器は、まさに、器というものが「モノ」であって、ただの「モノ」ではないことを、感じさせてくれました。


器が、確かに、人のこころに響く存在でありうるということを、彼の、厳く作られた器たちが、改めて指し示してくれたのでした。

村田森さんの器を、ぜひ、個展でご覧ください。

染付け、白磁、粉引き、そして、新たに自らが掘った京都の山土の器。手にとってご覧ください。


うつわ祥見の2009年度、初めての器展

「森という名のうつわびと 村田森展」 

会期 2009年1月23日(金)〜1月30日(木)まで。

1月24日 京都から 村田森さんが在廊します。

どうぞお出かけください。