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うつわとともに。祥見知生のブログです。

 7月の終わりに


こんばんわ。

今日も蒸し暑かったですね。

高知では哲平さんユミさんの家で 久しぶりに ゆっくりとしてきました。

ユミさんの新刊『種まきびとのものつくり』の撮影も順調に進みました。

今回は 哲平さんユミさんの家では 恒例の餃子作りを撮影。



これまで何度かご馳走になりましたが、皮から手作りする餃子は本格派で本当に美味しいです。水餃子、焼き餃子、そして揚げ餃子を熱々といただきました。

今回の本は「ものをつくる」ことがテーマで、身に付けるもの=衣、食べること、そして住まうことをユミさんのイラストと文章、高知在住の写真家・河上展儀さんの美しい写真で構成します。

じっくりと「根っこのある暮らしとは何か」を一緒に考えながら、身の回りのことに丁寧に目をむけ、ユミさんの暮らしから生まれた「実のある言葉」を伝えたいと思っています。

そして高知から戻った翌日は東京で 久しぶりに 松浦弥太郎さんとお会いしました。

待ち合わせの場所で 弥太郎さんは「お久しぶり」と第一声。

「少年のような笑顔で」という表現がありますが、この方ほど、そんなふうに感じさせる方は少ないです。

そして、ご自分の言葉や考えに、責任ある態度で、真摯であろうとされている。その、物事への向き合い方には、毎回

はっとさせられます。

松浦弥太郎さんには 高知県立牧野植物園で行う『樹と言葉展』(高知県牧野記念財団・SHOKEN.inc共催)で言葉の出展をお願いしています。

打ち合わせが終わり、場所がちょうど青山でしたので、帰りに「うつわ楓」さんを訪ねました。

「夏の常設はゆっくりしているんです」と店主の島田さんがおっしゃいます。

楓さんの常設の器をゆっくりと拝見するのも本当に久しぶりです。

店内の器を一つひとつ時間をかけて見せていただきました。

そして、どうしても欲しいと思った器を購入しました。

石田誠さんの南蛮焼き締めの小さな猪口と、臼田けい子さんの白磁煎茶碗です。

器は出会いといいます。

ほかの誰かのもとではなく、「わが家」に来てくれた器たちです。

いまはしばし新入りの顔をしていますが、じきに「うちの子」になってくれることでしょう。

鎌倉まで戻り、NEARに顔を出し、展示替えにあわせて、新しく紹介するアンティークのシェードを天井から吊るすのを確認しました。

古いもので100年近く前のもの、ほとんどが60年以上の時を経たイギリスのシェードです。

わたしは煌びやかな宝石には興味はありませんが、この古びたガラスシェードを「美しい」と感じます。

美しくて懐かしい・・・と感じます。

昼間、敬愛する文筆家・串田孫一さんの本をCOWBOOKSで見つけて求めました。

串田さんの随想集を手にしますと、こころの静けさと思索の大切さを思います。

深い森は人のこころのなかにもあることを、わたしはいつも、串田さんから学ぶのです。


明日から8月ですね。巳亦敬一さんの硝子のうつわ展が終了しました。
多くの皆さんのこころに残った展覧会になったのではないでしょうか。
暑さのなか、訪ねてくださった皆さんにお礼申し上げます。

あと少し時計の針が進むと、0時になります。

おやすみなさい。



8月の展覧会のお知らせ


○うつわハートフル展 IN札幌 

うつわハートフル展  cholon (札幌) 本店
2010年8月5日(木)〜8月15日(日)  会期中8月10日(火)休
札幌市中央区南1条西12丁目ASビル1F  TEL 011-210-0787
http://www.cholonweb.com/

2010年8月5日(木)〜15日(日)会期中の10日(火)は休み


陶   石田誠 尾形アツシ 小野哲平 小山乃文彦 谷口晃啓 田谷直子 
     鶴見宗次 深田容子 村木雄児 村田森 横山拓也 吉田直嗣 吉岡萬理
ガラス 巳亦敬一
漆   矢澤寛彰

祥見知生在廊日 8月5日 6日

■ギャラリートーク

8月5日(木)午前11時から、展示会場でギャラリートークを行います。
出展作家の方々の紹介と、器を愛するということについて話をします。


鎌倉駅そばの常設の空間 onariNEAR
8月は白をテーマにした展覧会を開きます。

「白と、影と展」

2010年8月6日(金)〜8月25日(水)
会期中木曜定休12:00 〜19:00

出展作家

陶磁器  石田誠 伊藤明美 小山乃文彦 須藤拓也 
      竹花正弘  村田森 横山拓也 吉田直嗣 

漆 矢澤寛彰

紙 吉岡太志 吉岡典子