TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

K+

毎日気が付くと、こんな時間。

いま、23時をまわったところです。

今日は湘南地方のムックの取材、アノニマ・スタジオから秋に出版される早川ユミさんの本の打ち合わせ、夕方は、「ごはんのうつわ展」の打ち合わせなどがありました。

その合間に、高知新聞発行のフリーペーパー「K+」の細野さんライブ関連の原稿チェック、新しい器の本の写真をデザイナーさんに送るなど・・・。

高知新聞社発行のK+は、その風合い、ビジュアルがとても美しいフリーペーパーです。デザイナーの松村さん、写真の河上さんの仕事がとてもいいですね。

手にとると、空気感が伝わり、懐かしい情景が浮かび、ほっとする気持ちになります。

高知に行くといつも宿泊するセブンディズホテルなどで見かけます。

実は、今発行されている号の特集ページに文章を書きました。

早川ユミさん(布)、広川絵麻さん(土)、吉岡典子さん(紙) について、それぞれの方のまっすぐな生きたかたを、伝えるページです。

高知にお住まいの方、ぜひ、ご覧ください。


今回紹介した方のなかでも、ユミさんは、秋に出版する初めてのエッセイ集を一緒に作っていますが、この文章が素晴らしいです。

見事に自分の文体を持っている。

その、からだを通って生み出される一つひとつの言葉には、とてつもない力が宿っています。

ものづくり、畑、そして母として女として・・・

ユミさんの世界は、欲得に縛られた人の歴史(それは男の社会ともいえるかもしれない)をやすやすと飛び越える豊かな思いに裏付けられている。生命というものの、母性というものの計り知れない大きさを感じます。

原稿を読むたびに、「これは生き方の本だ」と、思います。

だから、女性ばかりが雰囲気で読むようなものではなく、骨太で芯のある「読み物」であるのです。

早川ユミさんの初めての本は、アノニマ・スタジオから11月発売予定。
出版記念イベントも各地で企画をしています。
楽しみにしてください。


お知らせ


○「細野晴臣インタビュー映像 植物×音楽」

日時 8月24日 16時〜

場所 高知県立牧野植物園本館 映像ホール

料金 500円 (植物園入園料は別途)


また、このインタビューの一部は、毎日新聞社刊 いとうせいこう責任編集雑誌『PLANTED』(8月4日発売)に掲載されます。書店でぜひご覧になってください。



○9月から「ごはんのうつわ展」を下記のスケジュールで行います。

7月中旬には、詳細をお知らせします。

お近くの会場へ。ぜひお出かけください。




9月20日(土)〜9月28日(日)福岡・クラフトの店梅屋

10月4日(土)〜10月11日(土)明石・ギャラリー風来

10月25日(土)〜10月26日(日) 高知・高知県立牧野植物園

11月3日(月)〜11月15日(土) 東京・馬喰町ART+EAT

11月8日(土)〜11月15日(土) 輪島・うつわわいち




○うつわ祥見は8月は休廊です。9月のOPENDAYは9月5日〜7日です。