小山乃文彦陶展
うつわ祥見で 小山乃文彦陶展が始まりました。
粉引き、ワラ灰の器が大勢並びました。
清楚でやわらかな白い花が咲いたような・・というと、ありきたりのように響きますが、
久しぶりに開いているうつわ祥見は華やぎがある空間となりました。
「土のよさがあり、しっとりとして、透明感があって 柔らかで、色っぽい肌の・・・そんな粉引きがいいですよね」。(難しい注文です)
「そこを目指して 色々 試行錯誤しています」と小山さん。
今回も、粉引きの白は一見同じように見えますが、
どれも果敢な挑戦された仕事です。
そのことが、きのうの搬入の時間よりも、
今日の朝の時間で より深く理解できました。
そしてきっと器たちといる時間が長くなればなるほど「感じられ」新しい「発見」があることでしょう。
深緑は藁(ワラ)灰の器です。使いやすく、NEARでも大変人気のある器です。
鉢や小鉢、湯呑、大皿も 個展ならではの器が集っています。
常設ではすぐに完売する粉引きポットも多数作っていただきました。外の新緑に映えますね。
小山乃文彦陶展は5月20日まで。会期中は無休です。
今日と明日は、小山さんが在廊します。
わたしも 展覧会会期中は ずっと うつわ祥見におります。
どうぞお出かけください。