TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

萬理さんIN明石

こんにちは。

今日も暑いですね。

NEARにおります。

御成通りは 夏休みで海に向かう家族のみなさんが 浮き輪などをかかえて歩いていかれます。

道行く方に この時節には自然と「お暑いですね」「ええ、ほんとうに」とご挨拶します。

鎌倉は山と海があるので夕方は涼しい風が吹いて
「今日も一日ごくろうさま」という空気が街を包みます。


先日もスタッフの神田と「この通りは夕方がいいよね」と話をしたのですが、

夕方、人が仕事や用事を済ませて家に帰る・・・という空気がいいんですね、おそらく。

鎌倉に観光にいらした方が驚くのは、夜 開いているお店がほとんどないことかもしれません。

由比ヶ浜通りなどの夜のひっそりした感じは 通る度に驚くほどです。

なんというか、「夜は家にいるものです」という無言の戒めのようで(笑)。

そういう鎌倉がわたしは好きなんですけれど。



さて、話題はかわって、明日初日を迎える吉岡萬理さんの展覧会についてのお知らせです。


兵庫県・明石のギャラリー風来さんで行われます。



萬理さんの器は、これまで何度もご紹介してきましたが、

その魅力は、明るさや力強さ、そして人を包むあたたかさにあります。

色絵の器を使うと、不思議と元気になり、
くよくよしたことがあっても「なんとかなるだろう」「また頑張ればいい」と
前向きな気持ちがわいてきます。


まるで萬理さんから器を通じて「こころの処方箋」をいただいているようです。

「この器を使うとなぜか元気になるの」

これは、萬理さんの器を手にされた方が一様に感じられる、器の魅力です。


もちろん、粉引きや鉄彩の器も、使うたびに良さを実感します。

とくに鉄彩の皿、茶碗、湯呑などは経年の変化がしっとりとあらわれてきて器こころが満たされます。



吉岡萬理さんの初めての兵庫県での展覧会です。

人気のカルロス君にも会えると思います。

お近くの方はぜひお出かけください。


吉岡萬理陶展 ギャラリー風来 7月24日(土)〜7月31日(土)

吉岡萬理さん在廊日  7月24日、25日、31日


ギャラリー風来 HP

http://fuuki.cocolog-nifty.com/


萬理さんのホームページ
http://www.ne.jp/asahi/banri/63/