須田二郎 木のうつわ展が始まりました。
若葉の美しい季節を迎えています。
うつわ祥見では4月12日より木工の須田さんの木の器展が始まっています。
今年で3度めとなる展覧会。須田さんの作品と接して思うのは、木への深い愛情と控えめな姿勢です。
人間の勝手で「木」を器を仕立てることは、須田さんの望むことではないのでしょう。
木という絶対的な尊さの中で「仕事」させてもらっています、という気持ちが伝わってきます。
そうした姿勢は須田さんの人柄そのものですし、作品にその信じるところが現れているのでしょう。
何よりも、そうして作られた木の器は本当に気持ちがよいものです。
さくら、かえで、ほうの木・・・美しい木目のやわらかな木肌の器たち。
明るい日差しの中で食事を楽しんでいるような、晴れやかな気持ちがわいてきます。
木の器を食卓へ・・・と願う須田さんの作品、展覧会ならでは一点ものが並んでいます。
お出かけください。
須田二郎 木のうつわ展
2007年4月12日(木)〜21日(土)まで
11時〜17時
会期中は無休です。
ただいま京都の恵文社 ギャラリーアンフェールで「セツローさんのスケッチ展」が行われています。
こちらは4月16日まで。 くわしくは、http://www.keibunsha-books.com/