TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

常設、そして、WEBSHOPについて

こんばんは。

新年が明けたと思っておりましたら、もう2月がやってきました。

今冬は、西日本で記録的な降雪があるなど、日本列島を寒波が覆う日もありました。こうした寒い季節ほど、家で暖をとり、ゆっくりされる時間に器の出番も多いもの。あたたかくして、健やかにありたいものです。

 

本日は節分ですね。皆様、お家の豆まきは済みましたか・・。

節分は節目の大事な日。本日よりonariNEARでは常設展示が始まりました。

 

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昨年2015年はニューヨーク、台湾にて、器の展覧会を開催することが叶いました。経済産業省事業The Wonder500では、まだ知られていない日本のものを世界にというプロジェクトのもと、海外発信するもの選びをするプロデューサーとして、19人の作り手の器を選出いたしました。こうした経験をするなかで、器には様々な可能性があることを感じています。器は、日本国内に留まらず、うつわなるものの精神性も含め、国の境を超え、さらに広まりを見せていく潮流にきているのかもしれないと思うのです。

 

うつわ祥見の仕事は、鎌倉の小さな場所で、しっかりと器を伝えていくことです。昨年12月、WEBSHOP をリニューアルし、「鎌倉から器を」の想いを明確にすることにいたしました。

実はオンラインショップはこれまでもあったのですが、ほとんど機能させておりませんでした。器は実際に手に包んで選んでほしいと考えておりましたので、消極的だったのです。しかし、このたび、この考えを改めることにいたしました。

 

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大きくは、WEBSHOPとonariNEARの常設展示とリンクさせることにしました。WEBに掲載した器が実際に手に包める、この連動は、より器を身近に感じていただけるものと思います。また、このことによって、遠方にお住まいの皆様にも器をお届けすることができるようになります。とても素晴らしいことです。器の紹介ページでは、お店を訪れてくださった方に器について説明するように、ひとつひとつ、言葉を書いていきます。

さらに、うつわ祥見のWEBSHOPを、海外からも器をご覧いただくページに成長させようと考えています。器というものの美しさや健やかさを伝え、そして誠実に届ける。リニューアルから1ヶ月、まだわずかですが、嬉しいことに海外にお住まいのからのご注文もいただいています。これから多言語化にむけて、さらに整えてまいります。

 

鎌倉から器を。うつわ祥見Webshop http://utsuwa-shoken.shop-pro.jp

 

さて、2月はしばらく常設が続きます。

日々展示が変わる常設は、毎日がLIVEそのものです。

できればゆったりと時間をかけて、ご覧ください。

時々、椅子に腰掛けながら、眺めては近寄り、近寄っては眺める。

近視眼ではない、そんな器の見つけ方がおすすめです。

棚に出ている器は、実のところ、わずかです。同じような肌の器を見たい、こんな器を捜している、とご希望をどうぞお聞かせください。なかには秘蔵の一客をご紹介できるかもしれません。

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そして、2月20日からは寒川義雄さんの個展が始まります。

先ほどの寒川さんと電話でお話をいたました。「ぼくのいまの100%を見ていただきたい」と。力強い言葉です。

また、嬉しいことに、新潟で初めてのうつわ祥見の企画展が実現します! [FUROSHIKI]shokentomoo POP UP STOREです。

会期2016年2月21日(日)~28日(日)
場所:store room 新潟県新潟市中央区上大川前通7番町1237-1 
http://lifewares-web.com/theme/news

念願の新潟へ器とともにお伺いする日を楽しみにしています。

くわしくはホームページをご覧ください。

http://utsuwa-shoken.com

 

きっと、2月は駆け足で過ぎていってしまいますが、

過ぎていく日々を慈しみ、一日一日を重ねていきたいと思います。