TOMOO SHOKEN

うつわとともに 祥見知生

8月は「うつわハートフル展」「白と、影と展」 二つの展覧会を開きます

こんばんわ。8月になりました。初めてツイッターに言葉を書きました。これを世間では「つぶやく」と言うのでしょう。わたしにとって大切なテーマは『器、植物、言葉』である、と 決められた文字数のなかで。そんなふうに書いたり話したりするのは気恥ずかし…

 7月の終わりに

こんばんわ。今日も蒸し暑かったですね。高知では哲平さんユミさんの家で 久しぶりに ゆっくりとしてきました。ユミさんの新刊『種まきびとのものつくり』の撮影も順調に進みました。今回は 哲平さんユミさんの家では 恒例の餃子作りを撮影。 これまで何度か…

 志というもの・・

こんにちは。連日暑さが増すようですね。皆さん、お元気でしょうか。暑中お見舞い申し上げます。今日は友人に鎌倉の菓子と、京都で見つけた手すき和紙の団扇を送りました。夏の風物詩はいろいろありますが、団扇の、美しいもの、控え目なもの、粋なもの、が …

 よき相棒と

こんばんわ。今日は夕方から NEARへ顔を出してきました。海岸の道を車で走ると、海にはたくさんの人の波・・・134号線沿いの有名カレー店には信じられないほどの人の行列が・・・ 気が付くと、この季節に 海岸線を女性ひとりで車で走っている人は ほとんどい…

萬理さんIN明石

こんにちは。今日も暑いですね。NEARにおります。御成通りは 夏休みで海に向かう家族のみなさんが 浮き輪などをかかえて歩いていかれます。道行く方に この時節には自然と「お暑いですね」「ええ、ほんとうに」とご挨拶します。鎌倉は山と海があるので夕方は…

 懐かしさを手に包む

こんばんわ。毎日本格的に暑いですね。みなさま お元気でしょうか。今週は打ち合わせが多く、 イチカワヨウスケ君の新刊の本の撮影に立ち会ったり、来年の展覧会の打ち合わせをしたり、秋に行う「うつわハートフル展IN長崎諫早」を行うオレンジスパイスの方…

うつわハートフル展 京都で開催中

うつわハートフル展 器はもっと、愛おしい。京都・恵文社 一乗寺店で 「うつわハートフル展」が開催中です。 店の前の硝子窓から見える展示の様子です。 恵文社のスタッフの方の撮影した展示の様子です。 日時:7/10(土)〜7/23(金)最終日は18時まで 出展…

 朗らかな明日に

こんにちは。京都から戻り、NEARの巳亦敬一硝子のうつわ展に在店したり、東京での打合せなどを行っていました。先日あるコラムの原稿を書き上げまして、器への偏愛的な想いを文章にしたのですが最後の数行に「それは朗らかな、こころ愉しい日々である」…

 京都です

こんばんわ。京都の夜です。今日は午前中、東京・蔵前のアノニマ・スタジオで早川ユミさんの新刊『種まきびとのものつくり』の打ち合わせを行いました。ユミさんはその後、山梨の展覧会へ。わたしは夕方新幹線で京都へ。夕方から恵文社一乗寺店で「うつわハ…

  京都でお会いしましょう

今日もニュースで取り上げられていましたが、今年の梅雨は蒸し暑いですね。先日の立川談春さんの高座でも枕に触れたのはこの蒸し暑さの話でした。わたしも「この蒸し暑さは尋常ではない」と感じていたので「そうそう」と相槌を打ちました。 こういう日、わた…

巳亦敬一 硝子のうつわ展

7月のうつわ祥見の展覧会「巳亦敬一硝子のうつわ展」が始まりました。うつわ祥見がオープンしてから毎年 この時期に札幌から届く巳亦さんのガラス。毎年ファンが増えて、お問い合わせも多くいただいています。皆さんが同じように、「あたたかいガラスですね…

  うつわと、ハートフルと

気が付いてみると、もう6月も半ばを過ぎました。鎌倉は梅雨の湿度が高い日が続いています。アジサイが見ごろを迎え、週末の長谷寺では階段の下で待つこと90分だったとか。大変な混みようなんですね。うつわ祥見の6月の展覧会「吉田直嗣展」が終わり、翌…

吉田直嗣展

6月12日 吉田直嗣展が始まりました。白磁の白と鉄釉の黒の、白と黒の世界です。いつもと違う うつわ祥見の空間となりました。 前回の日記にも書きましたが、吉田さんの器の魅力は「情熱的に使いたいと思わせる器」とでもいうのでしょうか。訪れてくださった…

 つながること。

先日、佐賀県で作陶しているSくんが訪ねてきた。NEARに電話をかけてきて どうしても会いたいと言う。「個展の最中に ある方に 『器、この、名もなきもの』を勧められて読んだら、自分の個展どころではなくなり、一度どうしても会いたいのです」と。S君は九州…

  その美しさの深きバランス。 吉田直嗣展の器を待って

今夜ももうすぐ日付が変わります。皆さん、今日はどんな一日でしたか。器たちは元気にしていますか。わたしは食べ終えて使った器を洗い、明日の米を研ぎ、台所仕事を終えました。台所の電気を消すとき「ごくろうさま」と器に言い、わたしにも器たちが「ごく…

 今日も器とともに。茶漬碗展

入梅を前に初夏の暑さを感じるお天気が続く鎌倉です。onariNEARで行われている「夏の日。茶漬碗展」に毎日在店して 訪れてくださった皆さんと器の話をさせていただいています。6月5日(土曜日)には、今回の茶漬碗展のために 鎌倉・小町のなると屋+典座で …

 夏の日。茶漬碗展

こんばんわ。6月に入り、鎌倉は空気の乾いた晴天が続いています。この季節、外を歩いていますと、頬にあたる風が本当にさわやかで気持ちがいいですね。電車に乗って知らない街へ行き、どこへ行くというのでもなく歩いてみたい という気持ちになります。さて…

器熱。

こんばんわ。今日は一日どんな日でしたか。わたしはNEARにいて 午前中は佐賀県からいらした若い作り手の方と会ったり、 午後は取材の撮影や、訪ねてくださった皆さんと器の話をたくさんして過ごしました。平日にもかかわらず、NEARはずっとにぎわっていて、 …

 幸せな病気?  

器を愛する皆さんへこんばんわ。夜も更けて あと数十分で 今日が終わります。 夕方からNEARにいて、常設の器たちを眺めながら、これからの展覧会の打ち合わせをスタッフの神田と。どちらともなく話題にのぼるのは先日の器の同窓会のことです。「・・・それに…

会えてよかったと。

雨の月曜日から一夜あけて 今日、鎌倉は朝から気温が上がって晴れの一日となりそうです。昨日はNEARに一日おりまして、『同窓会』についての文章もNEARのパソコンから。日中 高知の哲平さんから電話があり、「器の同窓会、やりましたよ」と報告すると、「今…

器の同窓会 

初めての「器の同窓会」が鎌倉・なると屋+典座で行われました。15名ほどのご参加の皆さんが雨のなか、出席してくださいました。 それぞれのお宅で使われた育った器たちが カウンターに並べられました。その器たちの姿といったら・・ 大切にされ、愛されてい…

 器を愛する人生に!

この、Hatena Diaryにアクセスすると、右上に「ようこそshokenさん」という文字が出る。わたしは思わず、「はい、今日も、ありがとう」と言いたくなる・・・。これまでを振り返って、「日記」というものを始めても それこそ一ヶ月も続いたことがないわたしが…

展覧会終了の寂しさと、お手紙と、マイルス・ディビス、植草甚一。

19日までのonariNEAR一周年記念展が、 そして20日にはうつわ祥見「小山乃文彦 陶展」が終了しました。お出かけいただいた皆様 ありがとうございました。 展覧会が終わるときはいつも、一抹の寂しさを覚えます。故郷の、小さな映画館で上映が終わった映画のポ…

  小山乃文彦 陶展  

さわやかな五月晴れです。大変気分がいいので、光と風を感じる、昼間の時間に書いています。うつわ祥見で行っている「小山乃文彦 陶展」。今朝は関西出身の方と、お茶漬け談義をしました。器を通じて、多くの方と さまざまな会話が生まれてきます。 これらの…

小山乃文彦陶展にて

こんぱんわ。 五月の気持ちのよい晴れた一日。 小山乃文彦さんの在廊日。 北海道・札幌から、九州は福岡からいらした方ともお会いすることができました。 2月以来3ヶ月ぶりの開廊となったうつわ祥見の空間は、器を愛する方にお訪ねいただいています。 皆さん…

 小山乃文彦陶展

うつわ祥見で 小山乃文彦陶展が始まりました。 粉引き、ワラ灰の器が大勢並びました。 清楚でやわらかな白い花が咲いたような・・というと、ありきたりのように響きますが、久しぶりに開いているうつわ祥見は華やぎがある空間となりました。 「土のよさがあ…

NEARの3日間 その三日め

午前中強い雨が降った鎌倉でしたが、いま、その雨雲も去り、陽が差してきました。御成通りの常設の空間「NEAR」に続けて3日間連続。 その三日目です。通りは犬の散歩をする方、これから遅めの出勤の方、 友人同士で鎌倉散策を楽しんでいる方・・などが行き交…

NEARの3日間 その二日め

今日の鎌倉は朝から雨模様です。御成通りの雨の石畳が好きなので、気分よく、今日もNEARにいます。音楽は何をかけましょう・・スタンゲッツと思いましたが、ちょっと違うので、永遠の名盤「HOSONO HOUSE」を小さなボリュウムでかけました。通りを歩く傘をさ…

NEARの3日間 その一日め    

こんにちは。お天気は西から下り坂のようですね。鎌倉は曇り空。少し湿度があるようです。先週の土曜日 8日に 矢野顕子さんの「ここが音楽堂ツアー」最終ライブへ行ってきました。毎年恒例のように行われる鎌倉芸術館小ホールでのピアノ弾き語りコンサートへ…

 朝に。

今日もまた 新しい一日が始まります。 この数日 寺田寅彦の随筆を読んでいたら その圧倒的な文章力に引き込まれました。この数学者の、飄々とした物腰 その観察眼に。岩波書店の「寺田寅彦 全随筆」のなかには 化学、物理学、映画、文学などへの考察的な文章…